鳴からむ里の暁もかな
戦国時代に入り、高屋の兵乱に当寺も焼失しましたが、之を惜しむ織田信長、豊臣秀吉、徳川代々の将軍家等の屁護によって復興成り朱印地に認められました。 明治五年神仏分離令に従って堂宇一切を天満宮境内より移し境内の拡張を経て大正八年には本堂の落成をみ、多宝塔を加えて現在に至っております。 建立以来千三百年法燈絶ゆることなく少ない尼寺として、今日に至っていることは偏に皆様の御信心の賜と存じます。